爆弾娘を育てる「Little Bomb Girl 」プレイレポート

投稿日：2019年2月16日

いや…久々にいいもの見せてもらいました…。

スポンサードサーチ

プレイレビュー

作者さんはずぃーま氏。過去作もどれも面白いものらしいです。私自身は氏の作品は初プレイです。

初見では至って普通のテキストノベル系育成ゲームかな…と思いながらプレイ。

選択肢によって変動するパラメーターを上手く調節しながら選んでいきます。

基本的なプレイの流れは「ベンキョウ」から人間・爆弾・雑学のジャンルを選択し進めます。

そして一回ごとの「ベンキョウ」を終わらせると各種パラメータ変動、改造に使用するポイント、各種フラグ、新たな勉強ジャンルの発見、新たな改造項目の解除…と、ここまでもノーマルでオーソドックスなものに近いテキストノベル系育成ゲーム。

改造は破壊力を向上できるCBRとコア、選択肢によるパラメータ変動に+

もちろんこの手のゲームはマルチエンディングがお決まりですが、無論これもマルチエンディング。

マルチエンディングの条件はエンディング一覧から広告解除型か課金によって確認できます。

そして、選択肢をミスったと思えば広告視聴か課金によって戻れます。

そして、8回ごと(課金によって11回ごとにもできます)に「中間テスト」と称した確認時間があります。

テストのノルマは左上のバーで確認できます。バーが緑なら突破可能、赤なら突破不可と言った感じに。

テストを突破できればさらなる勉強を通してパラメータの向上が、落第すれば……。

その時点で爆弾ちゃんは投下されます。悲しいなあ…。

テスト時には最初にも登場する黒電話型無線機から語りかけてくる主人公の上司的存在の「シケヤクマン(劇中でほかも呼び方もされてます)」が爆弾ちゃんの破壊力をチェック。

テスト自体は9回、最後の期末試験は合否問わず投下されます。

基本この繰り返しです。

難易度バランスもうまく調節されているし、会話内容も飽きない内容で、非常に出来が良いです。

会話を進めていくうちに主人公や爆弾ちゃんの秘密が明かされていきます。

ただひたすらに爆弾として育てるもよし、愛情を込めて育てるのもよし。

バランスよく育てることもあまり難しくなく、落第しそうであっても改造で調節すれば回避できることも。

そして、いろいろとしぐさがかわいい。滅茶苦茶かわいい。ただひたすらにかわいい。主人公の回答に赤面しながら対応するその姿はギャルゲーか何かか勘違いしそう。

そして、トゥルーエンディングの感動…。普段から涙腺が弱いと体感している私ですが、ぽろっと来てしまいました…。

細かなネタ(主人公の上司…某北の大将軍のネタ・過去作ネタなど)や現代社会の問題に軽く触れているなど、細かい部分までよく作りこまれていて、プレイしていて楽しいです。

エンディングは7個。取得順によっては鬱ります…。(ネプテューヌRe:Birth2のマルチエンディングの取得順ミスを思い出しました。)

スマホゲーで久々に感動できる作品でした。ぜひプレイしてみてください。

以下リンクです。