自作er最大の悩み、コストパフォーマンスと性能の両立。
皆さんはどうしていますか？何処かを妥協して、何かに特化する…とか、色々考えていると思います。で、今回のタイトル。
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ハイエンド至高主義の善悪
つまり
「○○じゃなきゃゲーミングって名乗っちゃいけない〜」
とか
「○○積まなきゃまともにやってられないよ」
とか
よく耳にしません？
ハイエンド至高主義とは
よくBTOメーカーとして有名なサイト(ドスパラ・マウスコンピューター・サイコムetc…)
真っ先に勧めているのは、いわゆるハイエンド機と呼ばれる部類のCPU/GPUを積んでいるBTOパソコン。
そして、自作有名者が勧めているのも、i7にRTX2080、メモリ32GBの超ハイスペ機…。
うーん、憧れますね。浪漫です、浪漫。
しかし、果たしてあなたが求めていることに、しっかりと合致するか。
多分しないでしょう。というかオーバースペック過ぎ。そこまで要らないよ。
ええ、これが今の自作界隈の過半数である悪循環
ハイエンド至高主義
です。
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実際の使用用途とスペックの乖離
自作やBTOを買うことを考えてる人ならわかると思うのですが、GPUがどうのこうの、CPUがどうのこうのなど、いろいろ考えたいと思います。
BTOメーカの売れ筋商品として紹介されているものは、大抵CPUやGPUなどの主要部品に性能のいいものを用意して、電源やメモリ、マザボなどは控えめしている場合がほとんどです。
しかし、実際に使用する用途はどんなもんでしょう。
例えば、最近話題のバトルロワイヤルゲーム「Apex Legends」の推奨スペックを考えてみましょう。
https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends/about/pc-system-requirements
OS: Windows 7 64ビット版
CPU: Intel i5 3570Tおよび同等品
メモリ: 8GB
GPU: Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
GPU RAM: 8GB
ストレージ: 22GB以上の空き容量
これで自作PCに詳しい人ならすぐにピンとくるでしょう。「思ったほど要求しないんだな…」と。
さらに、同じEAですが結構スペック要求する「BattleField」シリーズ最新作の「BattleField V」で考えてみましょう。
https://www.ea.com/ja-jp/games/battlefield/battlefield-5/buy/pc-system-requirements
Windows 10 64ビット版以降
CPU（AMD）：AMD Ryzen 3 1300X
CPU（Intel）：Intel Core i7 4790または同等の性能
メモリ：12GBのRAM
グラフィックカード（NVIDIA）：NVIDIA GeForce® GTX 1060 6GB
グラフィックカード（AMD）：AMD Radeon™ RX 580 8GB
DirectX：11.1互換ビデオカードまたは同等の性能
インターネット接続：512kbps以上のインターネット接続
ディスク空き容量：50GB
こちらであっても現在最高スペックのRTX2080を要求するほど高いスペックを要求しているわけではないのです。
過度なスペックを求める必要性
はっきり言って、推奨スペックに収まるレベルのPCであれば、十分にそのゲームを楽しめると思います。過度なスペックは必要ありません。
もっと言えば、この手のゲームで言えば周辺機器にも力を入れたほうがさらに有意義なゲームプレイが楽しめるのではないかと思います。
現在の悪い体制である、ハイエンド機でなければゲーミングと名乗ってはいけない、的風潮はクソです。断言します。もっと言えばもう最悪です。
言ってしまえばGTX750tiでもゲーミング機として名乗っても全然いいです。GTX1050tiでも十分です。なのに、今の世の中はハイエンド至高主義に陥っている。
そこまでいらないんですよ、後々にスペックアップしていけばいいだけの話なのです。
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ハイエンド機を求める人
個人的にハイエンド機を購入するべき・購入したほうがいい人、というのはこんな感じかなと考えています。
- キレイなグラフィックでゲームがしたい
- 確実に勝利を求めて生きたい
- 配信を多くやっていきたい
- CAD使う
- （ハイエンドじゃなきゃ気が済まない）
なので、一般の、それもプロゲーマーやストリーマーじゃない限りそこまでいらないんです。もっと別にお金かけるべきところがあるはずです。いかにコスパを重視するべきか、です。
最後に
あくまでも個人の理論ですし、これに対していろいろ考える人もいるかと思われます。
ですが、BTOでもコスパがいいものだったり、自作でもうまく自分の構成を考えればうまくいくんです。
各々の求めるスペックに合わせて組んでみませんか？